コラム宮崎県、医療現場がひっ迫2021.09.10
新型コロナウイルス感染拡大を受け、宮崎県医師会は先月末、緊急
会見を開いて、県民に医療現場の危機的な状況を訴えました。
「中等症は『人生で一番苦しい』、重症は『助からないかもしれな
い』という意味」。この言葉に驚く方も多いと思います。
9月9日は「救急の日」でした。コロナ患者が増える中、今年ほど
救急の意義を切実に感じる年はありません。症状が悪化して搬送さ
れる割合が増えたとみられ、急患の搬送先がすぐに決まらないこと
も多くなっているようです。
救急隊員や医療従事者の疲弊も進み、医療現場は混乱状態にある
と言えます。ワクチン接種も徐々に進んでいますが、接種完了後も
気を緩めず感染予防を徹底していきたいですね。