コラム台風の当たり年2026.06.26
今年はなんだか“台風の当たり年”のようで、1月から毎月のように台風が発生しています。すでに7号までできていて、これは平年の倍。5月まで毎月台風が出るのは、これまでに1965年と2015年の2回しかなく、とても珍しい状況です。
この先の夏にかけても、日本の南の海では台風が生まれやすい状態が続く見込み。その背景には、2つの大きな気候のクセが関わっています。
ひとつはエルニーニョ現象。太平洋の真ん中あたりの海がいつもより温かくなる現象で、今年は夏までに起きる可能性が90%とかなり高め。海が温かいと、台風のタネになる雲が育ちやすくなります。
もうひとつは正のインド洋ダイポールモード現象。インド洋の東側が冷たく、西側が温かくなる“インド洋版エルニーニョ”のようなものです。この影響でモンスーンの風が強まり、太平洋の風とぶつかって、こちらも台風の材料となる雲が増えやすくなります。
さらに、6〜8月は沖縄〜九州のあたりの気圧が低めと予想されていて、台風が近づいたり上陸したりしやすい可能性もあります。まだ確実ではないものの、今年はいつも以上に台風への備えを意識しておくと安心です。



