お知らせ

コラム日向灘地震から1ヶ月が経ちました2024.09.13

宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘の地震の発生から8日で1か月になりました。

周辺の地震活動を分析する専門家は、今回の震源域の北東側にひずみをためたままの領域もあるとして「再び揺れや津波が襲うことも念頭に置き、家具の固定などの備えを続けてほしい」と指摘しています。

今回の震源域の周辺では過去にもマグニチュード7前後の地震が起きています。

地震活動を分析した結果、先月の地震では1996年12月の震源域がずれ動き、ひずみが開放された可能性がある一方、北東側にあたる1996年10月の震源域ではあまり地震が起きておらず、「割れ残り」として、ひずみの蓄積が続いている可能性のあることが分かりました。
専門家は「家具など倒れやすいものは必ず固定してほしい。地震の揺れでけがをしないことはその後の津波避難のためにも重要だ。今回の地震を機会に備えを続けてほしい」と呼びかけています。


今一度、家の中を見回して地震への対策漏れがないか確認しましょう。