コラムその不調は「スマホ首」が原因かも!?2025.10.10
首や肩の凝りが慢性化していませんか? 実はその不調、原因は「スマホ首」にあるのかもしれません。スマホを見るときの姿勢を思い出してみてください。
本来、頚椎は緩やかに前方へカーブしていて、頭を支えています。 成人の頭の重さは、約5〜6kg。それだけ重量のある頭を支えるために、人間の背骨は頚椎を含め緩やかなカーブを描いています。しかし前傾の姿勢を続けていると、頚椎の前側に強い負担がかかり、椎間板がつぶれ始めます。そして首の前カーブが失われて真っすぐになり、ストレートネックが進行していくのです。 頚椎が前傾する角度によって首にかかる負荷の大きさが異なることが明らかになっています。頭が首の真上にある姿勢のとき、首にかかる頭の重さは一般的に4.5〜5.4kgと言われています。ところが、頭が45度下へ傾いた状態では22kg、60度傾いたときには、なんと27kgの重さが首にのしかかっているのです。
「なんとなく不調が続いている」「どこに行っても原因が分からない」と感じている人は、一度自分の姿勢を確かめてみてください。鏡の前で横向きに立ち、首が前方に突き出していたら、それはスマホ首の証拠かもしれません。
一度チェックしてみてはいかがでしょうか?