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コラム雨の日の運転2024.06.12

雨の降る中で運転する機会が増える梅雨の季節。車の窓やサイドミラーに雨粒

が付着したり、窓が曇ったりすると周囲の状況が見えにくくなることがありま

す。そのような中、歩行者の存在を見落としてしまうと、重大な事故を招くリ

スクが高まります。

では、視界が悪くなる雨天時の運転において、歩行者の見落としを防ぐにはど

うすればよいのでしょうか。

雨天時の直接的な視界不良要因として、フロントガラスやサイドミラーなどに

付着した雨粒が挙げられます。

また、眼の特性により、雨天時は色の識別、ピントが合わせにくい、夜間時の濡

れた路面による光の反射のまぶしさなど視界不良の要因が多くなります。

これら悪条件が重なると歩行者を見落とすリスクが高まることになります。

雨天時の歩行者見落としを防ぐには良好な視界を確保しなければなりません。

そのためには運行前にワイパーゴムの点検、デフロスタやデフォッガ(曇り除

去装置)の動作確認、窓についた油膜やミラーの水垢も除去しておくとよいで

すね。

また周囲が暗いときは歩行者が見えにくくなります。よく見えるようにライト

を点灯し、歩行者からみても、車の接近が気付きやすいようにしましょう。