健康診断は、身体の様子を定期的にチェックする良い機会です。せっかく受けたのであれば、結果を有効活用したいものですね。有効活用のポイントは4つあるそうです。

１　二次検査を勧められたらちゃんと行く

受けっぱなしでは意味がありません。異常があれば、二次検査に行ったり運動や食生活を改善するなど、何かしら行動に移す。これが一番の活用方法になります。

２　動脈硬化リスク5項目はまとめて考える

高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、の5項目は、該当項目が多ければ多いほど動脈硬化のリスクが高くなります。5項目のうち1つでも当てはまる場合は、他のリスクはないかをチェック、他にリスクがあれば一緒に改善を目指すことがお勧めです。

３　数値は時系列でみる

職場や受診先が変わっても比較できるよう、健康診断結果は毎年保存しておくと安心です。

４　数値が良くなった原因、悪くなった原因を考える

結果とその原因を考えることの重要性は、健康診断だけではなく、日常生活や仕事も同じです。原因がわかれば、今後にも役立ちます。ただし、良くなっている場合はまだしも、悪くなっている場合は、自己判断で結論づけないことが大事です。受診が必要な場合は受診し、原因がわかったらそれに対応する方針をとりましょう。

ぜひ、4つのポイントをおさえて健康を維持していきたいですね。